ADSLのこれまでとこれから

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ADSLのこれまでの歩み

日本国内で、ADSLはいつ頃から誕生して、いつ頃から大きな存在感を持てるようになったのでしょうか? この場では、その歴史を大まかにまとめてみました。

ADSLの回線の多さ
総務省の発表では、2003年12月末のADSLの回線は1000万を突破したといわれています。原則として、電話線があればそれをそのまま利用してADSLは使うことができますから、配線を新たに工事して敷設しなければならない、といった手間がかからないことも普及にひと役買っている、と考えてよいでしょう。現在でもまだ地方によっては、光ファイバーが充分には敷設されていないということが珍しくありません。ですから、FTTHが普及したとしてもまだしばらくの間は、ADSLは一定のシェアを維持したままであり続けるのではないか、と予測する向きもあります。
ADSLからFTTHへ
都市部では2003年頃から、光ファイバーを使うことによって、ADSLよりももっと安定感と高速通信をもたらすことができるFTTHサービスの提供が、何社かの事業者(大手ももちろんその中には参入しています)によって開始されています。FTTHサービスを利用することができる地域が徐々に拡大されていくにつれて、ADSLからFTTHへシフトしていくパターンが多くなっているようです。
契約数の変遷
総務省の発表によれば、2006年の4月から6月にかけての間、DSLの契約数(ADSLを主体としています)は、減少の方向へ向かうように転換し、風向きが変わったことがうかがえるということです。今後は、FTTHを利用することができる地域がいっそう拡大していく可能性も考えられますが、そうなっていけばADSLからFTTHへ移行するケースはますます増えるものと予測することもできます。最新の総務省の発表によりますと、2008年3月末に、光回線を利用している世帯の数がADSLを利用している世帯の数を初めて超過したということです。ADSL回線から光回線への移行が、現在着実に進行しつつあるという事実の証明ではないでしょうか。
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